ニュース
医師が最も専門とする領域で「今後も必ずMRに訪問して欲しい」割合は36%
~医師版マルチメディア白書最新号(2016年冬号)より~
2016/12/14
製薬企業のデジタルマーケティング支援を行うMCI
DIGITAL(本社:東京都中央区、代表取締役社長:千田壮修)は、医師が行う医療情報収集活動に関する大規模調査レポートとして、「医師版マルチメディア白書」を発刊しています。
この度、最新号の2016年冬号がリリースされましたのでご案内いたします。
2016年12月リリースの最新号で調査した主な項目は以下のとおりです。
今後もMRからの情報提供は必要か
・MRからどのように情報提供してほしいか
・MR以外の情報提供で最も提供して欲しい方法
・MRの訪問頻度の増減意向
・MRの訪問頻度が変わった場合の処方への影響
など
調査期間は2016年10月3日~17日、調査手法はインターネット調査で、有効サンプル数は医師5,020名です。
有効サンプルのうち、最も専門とする診療疾患で、MRから定期的に情報を入手している医師に対して、「今後も必ずMRから情報提供してほしいか」、「今後も常にMRに訪問してほしいか」、「現在のMR訪問頻度」、「今後のMR訪問頻度の増減意向」、「MRの訪問頻度が(自分の意向とおりに)変わった場合の処方変化」などのデータを企業別に回収いたしました。
企業別の回答(回答合計数:10,278)を母数として分析した中から、一部結果を抜粋し、ご案内させていただきます。
主な調査結果(一部抜粋)
-
医師が最も専門とする診療疾患における情報提供について、今後もMRからの情報提供が必要であるか企業別で聞いたところ(回答合計数:10,278)、「必ずMRからの情報提供が必要」が53.1%で、「MR以外からの情報提供でもよい」が43.3%であった。更に「必ずMRからの情報提供が必要」と回答(回答数:5,462)した企業のうち、MRからはどのような方法で情報提供してほしいか聞いたころ「常に訪問して欲しい」が67.8%で、「訪問できないときはメールや電話でもよい」が31.1%であった。
この結果から、最も専門としている診療疾患で、今後も常にMRに訪問して情報提供してほしい企業は36%であり、それ以外は、訪問でないときはMRからメールや電話での情報提供であったり(17%)、MR以外からの情報提供でもよい(43%)と考えていることがわかった。
※『Q7_1.先生の専門領域(疾患)における情報提供について、今後もMRからの情報提供は必要ですか。(SA)』の回答を集計(企業別にデータを取得)
※Q7_1で「必ずMRからの情報提供が必要」を選択した企業について、『Q7_2.MRからはどのような方法で情報提供してほしいですか。(SA)』の回答を集計(企業別にデータを取得) - (参考データ)
-
調査概要
- 調査目的
-
下記項目の把握
- 第一章 MRからの情報提供のあり方
- 第二章 MRからの情報提供のあり方 ~企業別・専門疾患別 分析~
- 第三章 企業別マルチチャネル評価① ~リーチ率~
- 第四章 企業別マルチチャネル評価② ~役立ち度~
- 第五章 企業別マルチチャネル評価③ ~役立ち度 最も専門としている診療疾患~
- 第六章 処方インパクト(PI)の分析
- 調査対象
- 製薬企業サイトやその他医療関係企業サイトを閲覧している医師
- 調査手法
- インターネット調査
- 調査期間
- 2016年10月3日 〜 2016年10月17日
- 有効回答者数
- 5,020名
- 回答者属性
-
- <年代>
- 30歳代以下:21.2%
40歳代:29.5%
50歳代:35.7%
60歳代以上:13.5%
- <施設形態>
- 大学病院(国公立):10.1%
大学病院(私立):4.8%
国立・公立病院:19.5%
一般(民間)病院:39.9%
医院・診療科・クリニック:25.7%
注)割合については四捨五入して表記したため合計が100%にならないことがあります。
株式会社エム・シー・アイは、変化を続ける医療・ヘルスケア業界において、社会的価値の高い事業を創出し推進することを通じ、人々のQOL向上に貢献していきたいという想いのもと設立されました。
私たちは、「医療現場の情報、ニーズの収集と分析」「医療現場、生活シーンに対しての適切な情報提供」「これからの業界課題を解決する新たな付加価値の創出」を通じ、クライアント企業、医療従事者、患者様、生活者の皆様にとって、価値あるサービスを提供します。
MCI DIGITALの関連サービス
貴社プロモーション活動を支援するサービス群
白書関連サービス群
MR向けeラーニングサービス「DM白書 スタディ」 業界特化型のUI/UX改善
「DM白書 UX診断」