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『患者さんからの要望で処方を決めたケース』に関する調査結果を発表
~医師版マルチメディア白書最新号(2017年冬号)より~
2017/12/22
製薬企業のデジタルマーケティング支援を行うMCI
DIGITAL(本社:東京都中央区、代表取締役社長:千田壮修)は、医師が行う医療情報収集活動に関する大規模調査レポートとして、「医師版マルチメディア白書」を発刊しています。
最新号の2017年冬号がリリースされましたのでご案内いたします。 調査期間は2017年10月2日~28日、調査手法はインターネット調査で、有効サンプル数は医師5,031名です。
主な調査結果(一部抜粋)
本調査により、2017年7月~9月に処方行動が変わった薬剤の中で、医師が最も専門とする疾患で処方した薬剤について、「患者さんの要望や意思で処方を決めたケース」のある割合が最も高い疾患から順に、統合失調症31.9%、骨粗鬆症30.7%、アレルギー疾患28.4%であった。また薬剤別では、「オプジーボ」と「ディレグラ」が40%を超えた。
診療疾患によって、医師が処方行動の決める際に、患者さんの考えや意思を反映する傾向に違いが見られ、同一薬効分類の薬剤群でも傾向に違いが見られた。
- 表1、患者さんからの要望や意見で処方を決めたケース ―診療疾患別―
-
専門領域で処方した薬剤のうち、患者さんの要望や意思で処方を決めたケース(2017年7月~9月)
※『Q.先生の専門領域で処方した薬剤のうち、2017年7月~9月末に患者さんからの要望や意思で、処方を決めたことのある薬剤をすべてお選びください。』の回答を疾患別に集計(薬剤回答数30件以上を対象)
- 表2、患者さんからの要望や意見で処方を決めたケース ―薬剤別―
-
専門領域で処方した薬剤のうち、患者さんの要望や意思で処方を決めたケース(2017年7月~9月)
※『Q.先生の専門領域で処方した薬剤のうち、2017年7月~9月末に患者さんからの要望や意思で、処方を決めたことのある薬剤をすべてお選びください。』 の回答を集計(薬剤回答数30件以上を対象)
➤ 「統合失調症」、「骨粗鬆症」、「アレルギー疾患」が上位
➤ 「オプジーボ」、「ディレグラ」、「レルベア」が上位
調査概要
- 調査対象
- 製薬企業サイトやその他医療関係企業サイトを閲覧している医師
- 調査手法
- インターネット調査
- 調査期間
- 2017年10月2日 ~ 2017年10月18日
- 有効回答者数
- 5,031名
- 回答者属性
-
- <年代>
- 30歳代以下20.4%
40歳代:29.2%
50歳代:35.5%
60歳代以上:14.9%
- <施設形態>
- 大学病院(国公立):10.4%
大学病院(私立):5.0%
国立・公立病院:19.6%
一般(民間)病院:39.8%
医院・診療科・クリニック:25.2%
注)割合については四捨五入して表記したため合計が100%にならないことがあります。
2017年12月リリースの最新号で調査した主な項目は以下のとおりです。
・製品ライフサイクル別のメディアマインドシェアの変化
・MA・MSLの認知・情報提供の状況
・インターネットメディアの評価
など
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