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オウンドメディア
構築・運用のポイント

8.運用のポイント

DM事業部 関川

オウンドサイトの価値は、明確な目標設定とその効果測定・継続的な改善によって決まります。製薬企業側の貴重なリソースはこの意思決定に使われるべきで、オウンドサイト運用においてはその意思を迅速に・適切に組み込み、効果を最大化していく体制を構築することが重要になります。
運用業務は多岐にわたりますが、よくご相談いただくポイントをご紹介します。
1. プロジェクト管理
2. コンテンツ管理
3. 会員管理、問い合わせ対応

1.プロジェクト管理

円滑なプロジェクト管理のためには、社内・社外のステークホルダーとの調整が不可欠です。ターゲットの方針転換やグローバル標準化、日々変動する技術や社会情勢への対応、いずれも各部門やさまざまなベンダーとの連携が必要となります。
各部門・各社ベンダーはそれぞれ役割を果たしているのにまとめ役が足りない、細部を確認する時間が足りない、数年前に立ち上げたシステムの仕様を把握しているメンバーがもういない、こういった悩みは製薬企業のオウンドサイト担当者につきものです。
全体最適の観点で、各ステークホルダーとの円滑な連携を支援していく仕組みづくりが重要になります。

2.コンテンツ管理

コンテンツの制作や更新作業だけでなく、社内審査や掲載後の適切な管理が求められます。コンプライアンス遵守のためには、社内審査への提出から修正事項のテストページへの反映、公開後の期限管理などのコンテンツ管理を一括で行う体制を作ることが重要です。
コンテンツの期限遵守のためのアラートや自動での削除対応の仕組みを作ることで、マーケティング部門の負荷も軽減できます。マーケティング部門やデジタル部門に代わって代理店の入稿内容をチェックし、より効果的なデザインの提案やサイト内の整合性維持のための調整も行います。
マーケティング部門がコンテンツの企画や制作に集中できる環境をつくることも、オウンドサイト運用の役割です。

3.会員管理、問い合わせ対応

顧客管理システムや各種機能と複雑に組み合わさって、オウンドサイト担当者の悩みの種になりやすいのが会員管理です。長く運用しているサイトでは、会員側の事情も複雑化し、思わぬ問い合わせが届くことも珍しくないでしょう。
課題が複雑化する一方、会員登録や問い合わせにはスピーディーな対応が求められます。HCPだけでなくMRからの問い合わせも併せて、ルールの整備と適切な更新が必要になります。また、問い合わせの内容を精査しFAQや会員登録ページ・コンテンツの改善にもつなげていきます。

まとめ

オウンドサイトは、設計・構築だけで完了するものではなく、適切な効果検証と継続的かつ迅速な改善によりユーザーの満足度を維持・向上していく必要があります。
MCI DIGITALでは、プロジェクト管理から個々の作業まで包括的な支援のノウハウを蓄積しています。運用の中で発生する課題をルール化して品質を均一化し、会員の満足度向上だけでなく、製薬会社側担当者の検討時間の削減にも寄与しています。デジタル部門やマーケティング部門のパートナーとして、意思決定の支援から運用までをワンストップで支援し、デジタルマーケティングの基盤を支えていきます。

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